わたしたちが考える
団欒
わたしたちが『団欒』について考えた時に一番最初に思い浮かんだのは、
"ふんわり"とした優しい空間でした。
そこには、どこか安心感があり、暖かい時間がゆっくりと流れている。
そして、なにか懐かしい感覚があるような気がしました。
色でいうと、薄くて淡い黄色のような...
"家族と寛いでいる時間"
"友人と一緒にいる時間"
"恋人と過ごす時間"
それは「さまざまな人」と「さまざまな時」を共有する空間。
そして、共有するのは「人」だけではなく、
「動物」であったり「植物」や「もの」、「風景」であったりします。
わたしたちは「団欒」についてさまざま方向から考えました。
多人数でも少人数でも、二人でも一人でも「団欒」はしているのでは?
「団欒」をしている時は、"喜怒哀楽"どの感情の時でも「団欒」しているのでは?
「団欒」は、現在進行形の感覚ではなく、もしかしたら過去形の感覚であるのでは?
わたしたちは、このような「団欒」から得られるさまざまな感覚を提供する"ものこと"に少しでも含まれるように努力します。
そして、わたしたちの目指すことであり一番の幸せは、提供する"ものこと"を通して体験していただく方々に
『気がつけば団欒している』状態になっていただくことです。
「響きあいプロジェクト」の考えた「団欒」から生まれる"ものこと"が、どのようなものになるのか?
今の段階では、わたしたちにもまだ分かりません。
それは、体験していただく人によってさまざまな形になるからです。
『気がつけば団欒している』ものことを
「つかいて」と「つくりて」と一緒に
わたしたち「つたえて」も愉しみながら生み出していきたいと思っています。
三者が響き合うように。
わたしたちが考える団欒の
「三要素」と「五感」
わたしたちが考える『団欒』は、必要な「三要素」と感じる「五感」からなる結びつきから生まれるものです。
[三要素]
「空間」必ず現実的な場所が必要で、その場所には様々な感覚が満ちている。
「関係」人と人はもちろん、ものや動物、風景など様々な関係性。
「時間」共有する時間・歴史。
[五感]
「楽しさ」居心地の良さから生まれる楽な気持ち・楽しい気持ち。
「豊かさ」物理的な豊かさもあるが、それ以上に満ち足りた気持ち。
「優しさ」優しさを感じながらも同時に優しさを分けている。
「静けさ」賑やかな場所でも、静かな場所でも感じる同じ静けさ。
「懐かしさ」いつでもどんな時でも感じる同じ感情。
★堅いことを長々と書いていますが、わたしたちが考える団欒をインスタグラムで、もう少し自由に表現をしています。
響きあいプロジェクト
-3箇条-
1.
わたしたちは、「つくりて」・「つかいて」・「つたえて」
三者の繋がりを大切にします。
2.
わたしたちは、三者が平等であると考えます。
3.
わたしたちは、三者が「気がつけば団欒」しているものことを提供します。